【検証】パッタイの麺4種比較してみました

検証

代表的タイ料理、パッタイ。日本で手に入りやすい米麺でパッタイを作り、4種類比較食べ比べしてみました。それぞれ特徴がありましたので、参考程度にご覧下さい。

(左から)
⓵カンチャナブランド センレック 3mm
⓶ハウハウ センレック 3mm
⓷キング ライススティック
⓸ヒップロン ライスヌードル(ベトナム産)

アジア食材店で売っているこちらの4種を使ってみました。

【比較1】まずは裏の表記
⓵カンチャナブランド
原材料:うるち米(タイ産)
ぬるま湯で30〜40分戻す
⓶ハウハウ
原材料:米粉
水で30〜40分戻す
⓷キング
原材料:米粉、水
水で1時間戻す
⓸ヒップロン
原材料:米、タピオカデンプン
水で10〜15分戻す

【比較2】開封して見比べてみます

↓左⓵カンチャナブランド、右⓶ハウハウ
こうしてみると、表記は同じ3mmですが太さはかなり違うようです。

↓左⓷キング、右⓸ヒップロン
タピオカデンプンが含まれるヒップロンの方が、白っぽく透明感があります。

【比較3】それぞれ表記通り戻してみました

⓵カンチャナブランドのみぬるま湯で戻すという事で、かなり柔らかめに戻りました。早めの30分で引き上げてます。
⓶ハウハウは45分つけましたが少し硬さが残っています。
⓷キングは1時間つけました。程よく柔らかく、硬さもそこそこ残っています。
⓸ヒップロンは15分という短時間の為、まだ乾麺に近い仕上がりです。

【比較4】パッタイを作っていきます

米麺(戻したもの) 100g
卵 2個
海老 2尾
ニラ、もやし 適量
オイスターソース 小さじ1
シーズニングソース 小さじ1
ナンプラー 小さじ1
砂糖 小さじ1
タマリンドペースト 小さじ1/2
ココナッツシュガー 小さじ1/2
ガラスープ 20cc
胡椒 少々

米麺は、それぞれ熱湯にくぐらせてから炒めていきます。

パッタイを作るときに失敗しやすい点で、麺がベタベタとくっついて炒めにくい事があります。フライパンにくっついたり、麺同士がほぐれにくかったり。その点で炒めやすかったのは④ヒップロンが1番でした。粘りが出にくく、作りやすかったです。

【比較5】食べ比べてみます


【まとめ】
⓵カンチャナブランド
米の匂い、味が1番しっかりしています。麺の存在感もしっかりあり、4種類のなかで1番太麺でした。
⓶ハウハウ
米粉の粉っぽさ、匂いが気になります。麺を戻すときや熱湯にくぐらせるときに少し工夫すれば改善するかもしれません。
⓷キング
モチモチ感は1番少なめですが、バランスが良く癖が無く、他の食材の良さも引き立たせるような味わいです。香りが良く、麺は細めです。
⓸ヒップロン
タピオカデンプンが入っているせいか、モチモチした食感です。モチモチ好きな方にはおすすめ。

総合的に③キングが1番好印象でした。扱いやすさNo.1は④ヒップロンでした。
ご馳走様でした。
パッタイを作るときなど是非参考にしてみて下さい。